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2010年4月4日日曜日

なまずの里, 吉川市(其の十八、5km Marathon )

3月23日から体調を崩し、年度末の送別会や職場の花見等を欠席し社交性ゼロの最近の私。おかげで走れる程度まで体調が戻り、念願叶い市民マラソン初出場を果たした。

自宅から電車を乗り継いで1時間ほどではあったのだが、寝坊してはかなわないと考え、前日は近くに宿をとることに。

迎えた4月4日朝。
土日ともに5時に起きるなんて滅多に無い快挙。宿を取った駅から電車に乗り、目的の駅で下車する人が、私の乗っていた車両全体の8割ほどはいただろうか。スポーティな老若男女の集団はちょっと異様である。おそらく人口6万5千人規模の市で日曜朝7時台にこれだけの人が下車することは殆ど無いに違いない。駅前には金のなまずがどっしりと存在感を示していた。

風が少し吹いていて寒い。駅前から無料送迎バスが出ていた。会場となった市民交流センターは、広い敷地内が参加者が持ってきたブルーシートで埋め尽くされていた。人人人。着替える場所にも苦慮。こんなことならプールの授業がある日の小学生みたいに、パンツの下にウェアを着込んでくればよかった。
寒いが、ウォーミングアップしないとどうしようもない。中にランニング用ウェアを着てダウンジャケットを羽織ったまま準備運動。

1回目は2729人だった参加者も今回で15回を数えるらしく、エントリー数は7689人とのこと。結局今回の大会直前に屋外を走ったのは3月21日の1回だけだった。しかもその後1回も走れていなかったため極度の不安を抱えての本番。なか13日のランニングである。
スタートラインは脚力別に分かれており、前から「15-20分」「20-25分」「25分以上」となっていた。妻とともに「25分以上」に並ぶ。スタート直前となると否が応にも緊張が高まる。スタートの混乱で転倒するんじゃないかとか、転倒させるんじゃないかとかどうでもよいようなことが頭の中を渦巻く。しかしいざ走り始めてみると、何も問題なかった。序盤こそ人を追い抜くときにどちらから走り抜ければよいのかと試行錯誤することがあったが、序盤の混雑を抜けると後は自分との戦いである。とはいえともに走る人たちがいる抜きつ抜かれつのレースが面白い。沿道の声援が嬉しい。コースの途中には、越谷市と吉川市を境する利根川水系の中川が南北に流れており、川沿いの満開の桜が出迎えてくれた。久しぶりのランニングだったからか気持ちよく走れた。左足関節の不調と風邪を訴えていた妻も完走することができた。

ランニング:23分07秒 5.0km(10:00-10:23) 計109.0km
天気:曇り 気温:14℃ 湿度:41%

次は2ヵ月後の大会。体調管理をしっかりして臨もう。
***
本が自室に溢れかえっており、平積みになった書物はどこに何があるかわからないため知識検索の対象外となり埃の温床と化して久しかったので、本棚を購入した。購入したはいいが、てっきり完成品が届くと思いきや、自分で組み立てるものであった。マラソンから帰ってきてちまちまとドライバーでねじ回しをする。これがなかなか楽しい。んで格闘30分で本棚が完成。部屋の片隅にごちゃっと固まっていた本を全て収納することができた。
昔よく読んでいた加藤諦三、三浦綾子の本がたくさん出てきた。
1つショッキングだったのが、同じ本が2冊あったこと。「上達の法則」という岡本浩一氏の著作。1冊は当直中の病院のコンビニで、もう1冊は古本で買ったに違いなかった。本を読むことを目的として読んでいたのか、同書がちっとも自分の血とも肉ともなっていない現実にがっくりした。