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2010年6月4日金曜日

スピード・オブ・トラスト ― スティーブン・M・R・コヴィー(其の二)

・「我々は最善を尽くしている」と言ったところで意味はない。必要なことを確実に実行することが必要なのだ。(ウィンストン・チャーチル 184)
・何が正しいか知りながらそれをしないのは、最大の臆病である。(孔子 240)
・うまくいったときは外にいる人たち全員と、その人たちが行った貢献全てを見て、彼らを褒め称え、評価すべきだ。だが、結果が悪かったときは外を見て他人のせいだと非難したりせず、自分に責任があると考えろ。(ジェームズ・コリンズ253)
・その場にいる人たちとの関係を保ちたければ、いない人に対して忠実であれ。(スティーブン・R・コヴィー 257)
・誰かに何かを改めてもらいたいと感じていたら、その人と直接話す勇気を持つ(260)
・二十一世紀における教養のない人間とは、読み書きのできない人ではない。学び、忘れ、再び学ぶことのできない人である(アルビン・トフラー 270)
・20歳であろうが80歳であろうが、学ぶのをやめる者は皆老人である。常に学習している者は、肉体的能力は衰えたとしても若さを失わず、かつ着実に価値を高めていく。(ハーヴェイ・ウルマン 274)
・私は一万回失敗したのではない。うまく行かない方法を一万通り見つけて排除したのだ(トーマス・エジソン 278)
・他者を過度に信頼すると、だまされたり失望させらたりする危険性がある。だが長い目で見れば、人を無能とか不誠実と決め込んで信頼しないよりは賢明である。(ウォーレン・ベニス 480)
・誰もが人生の何らかの時点で、内なる炎が消えることがある。しかし、別の人間との出会いによって、その炎は再び燃え上がる。我々は、内なる精神を再燃させてくれる人に感謝しなければならない。(アルベルト・シュバイツァー 487)

父の著作と優劣つけ難いほどの良い本だった。どのように生き、何を考えたらこのような作品をつくりだせるようになるのだろうか。全く凄いことだ。