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2011年4月3日日曜日

(音) Within Temptation の The Heart of Everything (2007年)

新譜「The Unforgiving」を聴いたので、ついつい昔に戻って1枚聴いてしまう。
このアルバムの凄いところはベストアルバムか?って思う位、どの曲も歌メロがとんでもなくよいところ。切なメロディの歌謡曲が好きな日本人に向けてわざわざ作ったんじゃないか、と思う程の聴きやすさ(逆に聴き込みが不必要なくらい飽きやすいかもしれないが)。この取っ付きやすさはヴォーカルが女性なのも影響してるんだろう。

オーケストレーションたっぷりな#1「The Howling」で幕を開け、パワーメタルなデュエット歌謡曲#2「What Have You Done」で早くもお腹いっぱいになり、バラード#3「Frozen」を挟んだら荘厳なオーケストラをバックに大合唱する#4「Our Solemn Hour」で意気高揚。壮麗かつ歌メロの扇情力が半端なくパワフルな#6「Hand of Sorrow」はアルバム前半の山。バラード曲#9「All I Need」を挟んで、本作1番の山#10「The Truth Beneath the Rose」は墓場までもって行きたい曲。

新作「The Unforgiving」でポップ化したか?と思っていたけど、このアルバムも十分ポップな売れるサウンドだったことに気がつく。