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2011年6月22日水曜日

(音) Symphony X - Iconoclast (2011年, USA)

随分と長いこと待ってました、の2枚組83分。2007年の「Paradise Lost」以来8作目のスタジオアルバム。iTunes Storeではなぜか4000円もする。CD+歌詞対訳などが付いてる店頭盤の方が安いってどうなっているんだろ。

まだ10回弱しか全編通して聴いていないが、早くも「Paradise Lost」よりも好きになる。

ゴリゴリッとしてそれでいてネオ・クラシカルなギター旋律を嫌味なく鏤(ちりば)めつつ、ヴォーカルは相変わらずの暑苦しさ。かと思えば#7「When All is Lost」のようなBalladを完璧に歌い上げる。これまでのSymphony Xの系統をしっかりと受け継いだ作品である。
大学受験時に死ぬほど聴いた「Out of the Ashes」や「Candlelight Fantasia」、その後に続いた「Smoke and Mirrors」などの、バンド黎明期の傑作楽曲群が霞んでしまうかのような勘違い(?)を起こさせたのは、この2枚組がとても緻密に緻密にしっかりとしっかりと丁寧に創り込まれた為なんだと思う。

とは言うものの、はじめの何回かは聴きながら不覚にも何度か意識消失してしまった(恐らく昨日のあまりの暑さと、読んでいた論文が意味不明だったせいもあるだろうけれど)。しかしこれは私とSymphony Xの関係においてよくあることで、何故か最低でも何度か聴かないと楽曲のよさが分からないのである。今のところはfastかつcatchyな#4~#5の流れやballadの#7がお気に入りではあるが・・・。バンドを長年フォローしていると「あーあ、昔の曲はよかったのになー」と思うことが少なからずあるけれど、本作はそんな虚脱感とは無縁。未だに私の金字塔となっている3作目「The Divine Wings Of Tragedy」に迫る(超えた?)1枚、ならぬ2枚でした。

ディスク:1
1. Iconoclast
2. The End of Innocence
3. Dehumanized
4. Bastards of the Machine
5. Heretic
6. Children of a Faceless God
7. When All is Lost
ディスク:2
8. Electric Messiah
9. Prometheus (I Am Alive)
10. Light Up the Night
11. The Lords of Chaos
12. Reign in Madness

聴けば聴くほど全曲が赤く染まっていくような予感。