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2013年2月23日土曜日

(研) 学内の研究発表会に参加しました

脳の話だったので、自分の今の研究テーマからは少し離れていました。なので発表をexcitingにするにはどうすればいいのか、という視点から聞かせていただきました。

今日、発表を聞いて思ったのは、

・イントロの1分以内で、今から話す内容が面白そうだと思わせること
・制限時間は絶対守ること
・緩急つけて話すこと
・聴衆がどのような人たちなのか、をしっかり把握した上で話す内容を組み立てること(これが一番大事かな^^;)
・情熱的に話すこと
・質疑ではうだうだしないこと

が口演において重要だということを再確認いたしました。自分の発表に活かしたいと思います。

2013年2月21日木曜日

(麻) 輸液反応性と動的指標に関する最近の知見

というタイトルの論文が今月号の「臨床麻酔」という雑誌(臨床麻酔 2013;37:201-6)に掲載されました。昨年の麻酔科学会関東甲信越・東京支部第52回学術集会のお昼時に講演させていただいた内容をもう一度見直して文章化したものです。

昨今オペ室で頻用されている(だろう?)SVV(stroke volume variation)やPPV(pulse pressure variation)について、文献的根拠がある内容についてまとめましたので、もしよければ御覧ください。皆様の(そして勿論患者さんの)お役に立てれば幸いです。
記載に間違いがあれば教えていただけると、こちらとしても勉強になりますので、どうぞよろしくお願い致します。

ついでに・・・
・ブログの背景もシンプルなものにしました
・投稿記事の下にリアクションボタンをつけてみました(PC版のみですし、目立たないですけど^^;)。気が向いたらクリックしてみてください。それによってブログに書く内容を、もう少し皆さんの役に立てるものにできるかもしれませんので~。

2013年2月7日木曜日

(本) BK and AK ~Before Kindle and After Kindle

「Kindle paperwhite」を購入してから3週間ほどたちました。

それまで電子書籍で本を読んだことがなかったので、iPadも結構手持ち無沙汰になっていました。ちょっと重いし、カバンにはiPhoneとMacBookProが入っているので、荷物多すぎです。
しかし読書ツールとしてiPadを使い始めてみると、実は素晴らしく役に立つ!ということを今更ながら実感しました。

「Le Petit Prince」の英語訳を試しに読んでいたのですが、これがiPad版。

同じページのpaperwhite版。
 

 
iPadのKindleアプリで読んでも、Kindle paperwhiteでも、読むという点では全く変わりないです。しかもiPadで読んでいる途中に中断、続きはpaperwhiteで読むか、というときでもwifi回線に接続されていればデータが連動してiPadで中断していたページに飛んでくれます。
 
何よりも便利なのが、Kindle版さえ出ていれば、どこでもすぐに本が買えてしまうことです。これは本好きにはたまりません。
 
と思って・・・嬉々として毎日読書していますが、まだまだKindle版の書籍が少ないことが残念です。paperwhiteを持ち歩けば、カバンに入れる本が少しは減るかと思いましたが、未だに岩波文庫の古典物とかはKindle版がないし、LiSAも電子版はないし、その他もろもろで持ち運ぶ本の量は3割減ってところでしょうか。Kindleでは洋書が結構充実しているので、洋書のハードカバーを持ち運ばなくてよくなったのがよいところでしょうか。買ったもののハードカバーで絶対持ち運べないよとがっかりしていた「Antifragile」はKindleで買い直してしまいました。わからない英単語を長押ししていると日本語訳が表示されるのも素晴らしいところ。
ということでKindleでは、英語の勉強がてら英語中心に読むようにしてますが、「光文社古典新訳文庫」シリーズももっとKindle化していただきたいです。ドストエフスキーの「罪と罰」とかサン=テグジュペリの「夜間飛行」なら即買いです。
 
とりあえずKindleで読んだ下の本はとても充実していました。内容の正誤判定は私にはよくわかりませんが、情熱・行動力が半端ではありません。もっと自分を成長させたい!前に進みたい!という欲望を刺激する良書だと僕は思いました。
 
 
 

2013年2月5日火曜日

(雑) 仕事って掘れば掘るだけあるものです

今日は久しぶりに、実験でできることがあまりないので、時間の余裕がありました。

こういう時こそ色々と論文読んだり、これからの方針を考えたり、これまでの実験で得られた図や表を見返して何を主張したいのか論理を構築し直したりすることに没頭…できると思いきや、

・医局の会計の仕事を担当させてもらっているのでそれの収支をまとめたり
・医局長選挙の選挙管理委員を担当させてもらっているので、それについて色々と意見を聞いて方針を練ったりまとめたり
・後輩の先生に頼まれていて、2週間ちょっと返事を待ってもらっていた仕事が一段落ついたのでメールで返信したり

といろいろな仕事をしていたら、大学院生の本分であるところのメインの部分が思ったほど進みませんでした。

大学院生である自分にもいろんな役割があって、その役割それぞれにおおよその締め切り日があります。僕は「やって」と人から頼まれたことはどんなことでもやりたい人間なので(できるかどうかは別です、勿論。取り組んでみないとできるかできないかわからないことは山ほどあります。やりたいかやりたくないか、とか、それは私がやることなのかどうか、とかそういうのは別の次元の話です)、自分の処理能力の許す限り担当させてもらうことにしています。

それらに取り組むとき、どれをどのくらいの精度・・・というか完成度・・・というか自分の満足度・・・で仕上げて相手に差し出すか、というのを想像して時間と情熱を傾けて仕事をするのですが、どれにどのくらいかかるのか、そしてどの程度で相手や自分が満足するのか。それは実際に取り組んでみないとわからないことがあります。

私の少ない経験では、どんな小さな仕事でも最終的なアウトカムは、それにかけた情熱と時間。それに加えて「作業の途中でどのくらい人さまの意見を聞いたか」に比例することが多いです。

ですので、はじめてやらせてもらうような仕事は、とりあえず受けた時点でスタートダッシュの如く一生懸命やります。まずダッシュしてみてこれは思ったより手強いぞ、とか、これは結構楽そうだ、とかそういう感触を、まだ仕事の締め切りのだいぶ前に把握出来れば精神的に楽ちんです。そこで更にやる気と情熱を注ぎこむか、ちょっと寝かせておいて他を優先してやるか、と決めます。

仕事が生じた時点で、「ちょっとめんどくさそうだなぁ」と思って、何もしないで寝かせておくと、ろくな結果になりません。そういうことを何度も経験して来ました。そしてこれからも経験するでしょう^^;

実験でも麻酔でも他の仕事でも全部そんな気がします。まず怠惰な自分に鞭打ってスタートさせることが大事です。と誰に言うでもなく、自分に言い聞かせてみます。

2013年2月2日土曜日

(雑) 麻酔科学会の事前登録、してみました

昨日からはじまっていたので、昨日早速登録しました。
http://www.anesth.or.jp/news2012/20130201.html

学会もFacebookでの情報発信、はじめたのですね。

昨年は事前登録したのに結局学会に行かなかったので(実験で使う機械の講習会や細胞のお世話のほうが重要だったのです)、15000円を無駄にしてしまいました。行かなかったことで得たものもいろいろあったので、100%無駄ではなかったのですが。

今年は演題さえ通れば絶対に参加するので、まぁ大丈夫だろうということで^^;
ついでにいくつか面白そうなリフレッシャーコースも申し込んでみました。じっと座っているのが苦手なので、厳選しました。
ついでにホテルも予約してみました。
飛行機も…と思いましたが、まだ日程が決まらないので、また後日。

今年は面白そうなハンズオンセミナーに参加したり(学会のタイムテーブルを見ると、今年はそういうものは行われないんでしょうか?) 、面白そうな外国の先生の講演、面白そうな基礎研究のセッションやポスター、優秀演題コーナーを見に行こうと思います。
後は普段なかなか会えない先生と話したり、美味しいお酒と美味しい食べ物に出会えればいいですね。

知識はもとより、自分のコミュニケーション能力が少しでも高まるような学会にしたいです。知識を得るだけなら学会に行く必要もない気がしますし。