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2013年2月5日火曜日

(雑) 仕事って掘れば掘るだけあるものです

今日は久しぶりに、実験でできることがあまりないので、時間の余裕がありました。

こういう時こそ色々と論文読んだり、これからの方針を考えたり、これまでの実験で得られた図や表を見返して何を主張したいのか論理を構築し直したりすることに没頭…できると思いきや、

・医局の会計の仕事を担当させてもらっているのでそれの収支をまとめたり
・医局長選挙の選挙管理委員を担当させてもらっているので、それについて色々と意見を聞いて方針を練ったりまとめたり
・後輩の先生に頼まれていて、2週間ちょっと返事を待ってもらっていた仕事が一段落ついたのでメールで返信したり

といろいろな仕事をしていたら、大学院生の本分であるところのメインの部分が思ったほど進みませんでした。

大学院生である自分にもいろんな役割があって、その役割それぞれにおおよその締め切り日があります。僕は「やって」と人から頼まれたことはどんなことでもやりたい人間なので(できるかどうかは別です、勿論。取り組んでみないとできるかできないかわからないことは山ほどあります。やりたいかやりたくないか、とか、それは私がやることなのかどうか、とかそういうのは別の次元の話です)、自分の処理能力の許す限り担当させてもらうことにしています。

それらに取り組むとき、どれをどのくらいの精度・・・というか完成度・・・というか自分の満足度・・・で仕上げて相手に差し出すか、というのを想像して時間と情熱を傾けて仕事をするのですが、どれにどのくらいかかるのか、そしてどの程度で相手や自分が満足するのか。それは実際に取り組んでみないとわからないことがあります。

私の少ない経験では、どんな小さな仕事でも最終的なアウトカムは、それにかけた情熱と時間。それに加えて「作業の途中でどのくらい人さまの意見を聞いたか」に比例することが多いです。

ですので、はじめてやらせてもらうような仕事は、とりあえず受けた時点でスタートダッシュの如く一生懸命やります。まずダッシュしてみてこれは思ったより手強いぞ、とか、これは結構楽そうだ、とかそういう感触を、まだ仕事の締め切りのだいぶ前に把握出来れば精神的に楽ちんです。そこで更にやる気と情熱を注ぎこむか、ちょっと寝かせておいて他を優先してやるか、と決めます。

仕事が生じた時点で、「ちょっとめんどくさそうだなぁ」と思って、何もしないで寝かせておくと、ろくな結果になりません。そういうことを何度も経験して来ました。そしてこれからも経験するでしょう^^;

実験でも麻酔でも他の仕事でも全部そんな気がします。まず怠惰な自分に鞭打ってスタートさせることが大事です。と誰に言うでもなく、自分に言い聞かせてみます。