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2013年10月5日土曜日

(旅) 秋の小トリップ其の参 (兵庫県姫路市)

早く記録しておかないと、どんどん記憶がなくなってしまいますので、取り敢えず備忘録的に記録しておきます。


其の参では兵庫県姫路市へ、東京駅から、朝7時前の新幹線「のぞみ」で行って参りました。友人と一緒に2人旅です。10年以上会っていなかった友人を訪ねに行って参りました。


「のぞみ」に乗ったことが 殆ど無かったので、姫路駅までどれくらいかかるのか全く知らなかったのですが、3時間ちょっとで着いてしまいました。行きの新幹線の中は、平日だったためか、ビジネスパーソンばかりでしぃんと静まりかえってました。私たちは男二人でしたが、とりとめのない話を3時間弱、間欠的にずっとしていた気がします。周りの人たちにはさぞかし迷惑だったでしょう。

播州といえば黒田官兵衛…ということを姫路駅について、レンタカーをかりて、上の写真を目にした時に思い出しました。羽柴秀吉の軍師だった方です。


レンタカーで何十分か走ると書写山(しょしゃざん)に到着します。書写山には圓教寺(えんぎょうじ)があります。ロープウェイに乗って南の方角を眺めると、姫路市が一望出来ました。遠くに見える海は瀬戸内海です。姫路市には小高い山が沢山あるということを、ロープウェイに乗って知りました。


そして北側を望むと山が沢山連なっていました。山の上に昇っても蒸し暑い日でした。


ロープウェイを降りればすぐに圓教寺の中心部…なのかと思いきやとんでもありませんでした。20−30分平坦な上り坂を進んでようやく中心部らしきところに辿りつけました。息も絶え絶えです。それでも寺のあちらこちらの石垣に苔がむしていて、少しだけ紅葉している部分をみることができました。そういえば、圓教寺はトム・クルーズと渡辺謙の映画「ラスト・サムライ」のロケでも使われたそうです。今度映画を見なおしてみないと。


圓教寺の 中心部付近に茶屋がありました。麺とかおにぎりくらいしか食べられないのかと思いきや「本日のサービスランチ¥1000」のおでんセットが食べられるという僥倖に恵まれました。
姫路といえば「姫路おでん」です。生姜醤油でいただくおでんです。これなら自宅でも作れそうです。いいことを教えていただきました。山を登ってきた甲斐がありました。


その後は定番ですが、姫路城です。「しろまるひめ」が出迎えてくれました。



城に来ること自体、久しぶりだったのですが、流石の眺望ですね。


このように今は姫路城大天守を修理しているのです。外から見ると・・・?という感じですが、



近くに行くと、新しい大天守を間近で見ることが出来ます。こんな光景、多分、自分が生きているうちには二度と見られないでしょう。とんでもなくいい機会に姫路に来ることができました。


姫路城の大天守も驚きだったのですが、それにもまして驚愕だったのが、姫路城に隣接する庭園の「好古園」です。


時間の都合から1時間程度しか居られませんでしたが、ここに朝から夕方までずっといたいと思えるような素晴らしい場所でした。紅葉の最盛期には更に素晴らしいのでしょうね。庭園の中では昼食をとることもできます。今度姫路に来るときにはここで食べたい気がします。


レンタカーを返す時間まで少しだけ間があったので欲張って姫路港に来ました。ちょうど日没の時間。長袖のシャツでも少し肌寒いような時間になっていましたが、太公望が沢山居ました。釣り竿を垂れる光景があまりにも美しかったので、何枚か撮らせていただきました。


姫路駅前に戻って来る頃には空がパープルになっていました。
書写山と、姫路城と、好古園にしか行かなかったのですが、歩き疲れてしまいました。それでも姫路に美味しい地酒が沢山あることを友人に教えてもらえました。
うん、また来よう、姫路。
(以上2013/10/17 23:27記)